屋根裏の電気実験室

トラブルらけの電気回路実験をレポートします

あっという間に10日以上も更新をさぼってしまいました。
部品も揃った所で、C-2aを分解します。
コンデンサ交換と全部品の再はんだ、さらに洗浄をするために、基板を外します。
基板は2枚、リアパネル側がEQアンプとセレクタ関連と電源、フロント側がフラットアンプです。
基板単体にするには、電源トランスからの配線を外す。EQアンプとフラットアンプ基板間の配線を外す。それとEQ基板の放熱器に付いているTR6個を外します。それから、セレクタのジョイントとPOWER LEDも忘れずに外します。外す前に写真を撮っておくことをお勧めします。
 
注意する部分
1.セレクタのジョイント
フロントパネルから二つのジョイントと、シャフトで接続されています。さすがに年代物ですから、プラスティック部品はもろくなっています。壊さないように注意して外してください。潤滑剤はお勧めしません。シャフト側かセレクタ側どちらか抜きやすい方を抜きます。基板単体になったら、セレクタ側に付いているジョイントを外します。(もし付いていればの話です)
もうひとつ、ジョイントが抜けないからといって、セレクタをむやみに回さないことです。セレクタをフロントパネル側から見るとわかりますが、ポジションの範囲を超えないようにストッパーが付いています。このストッパーもプラスティックのため、あまり力をかけると壊します。
2.放熱器に付いているTR
必ず同じ位置に同じTRが来るようにマーキングしてから外します。同じ型番ならどこに付いていてもOK的な考えは捨てたほうが良いと思います。この当時のメーカー製のアンプはTRやその他の部品を選別して使っていたりします。私はTRを放熱器から外さずに、放熱器ごとTRを外しましたが、プリント板を傷めないよう熱のかけ過ぎに注意が必要です。
3.電源トランスの配線
同じ色の線なのですが、よく見るとマーキングがしてあります。ACですので、回路的には同じはずなのですが、後でわかるようにきちんとマーキングをして外します。
はんだが取りにくい時は、あきらめて基板ぎりぎりのところを切ります。組み立てるときに、線が少し短くなりますが、熱で基板を破壊するよりはましです。
 
分解に関する機構的な詳細はサービスマニュアルで確認してください。
 
忘れてました、リアパネルのRCAジャックはEQアンプ基板にコネクタで差し込まれています。これも外しておきます。ここまで来ると、結構ばらばらになって元に戻るかかなり不安になります。
記憶が確かなうちに組み立てるよう努力あるのみ! かな?
スポンサーサイト



ごろにゃー

Author:ごろにゃー
ごろにゃーの「屋根裏実験室」へようこそ!

名前:
メール:
件名:
本文: